2019年7月3日水曜日

「文教社会常任委員会」、所管事務調査(福祉分野)を実施

今日は、私が所属している「文教社会常任委員会」で、福祉分野の所管事務調査を実施。
今回は、市の介護保険制度を所管する課と、海老名市社会福祉協議会の管理職の方に来ていただき、状況説明を受け、質疑応答と率直な意見交換。

私の方からは、以前の議会「一般質問」で取り上げた、介護保険制度の「要支援1・2」に対する「総合事業」の現状と、今後の考え方について伺いました。

この問題については、市内でも高齢化が進んでいる国分寺台で、「デイサービス」を活用しているおかげで90代(この年代なので、ご自身の従軍体験のお話をしていただける方)だけどたいへん元気に暮らしている方から、「新しい制度になると今のありがたいサービスが受けられなくなるのでは!?不安なんですわ」との声も受けて、一般質問で取り上げました。

国による同事業の導入&推進は、国の介護保険制度に対する役割・責任を、地方自治体や、善意のNPO・ボランティアの皆さんなどに押し付けるものと言わざるを得ません。
海老名市は、地方自治体が否応なく実施しなくてはならないとされてしまったこの制度については、私の議会質問への答弁で明言した通り、従来の事業やサービスの水準は何とか維持し、低下させないという姿勢で頑張っており、その点に対して評価できます。今日の質疑でもそれが確認できました。

でもこの分野は(というより「保育」なども含めて福祉分野は全部)とても制度や運用の変動・変更が大きいので、これからもしっかり情報収集・研究検討をしていかなければ、と改めて認識しました。

次回の所管事務調査は来週月曜日、教育関係について行います。

0 件のコメント:

コメントを投稿